エンジニアが活躍するIT業界は以前から人材不足が叫ばれてきました。
しかし、それに拍車をかけるようにエンジニアの需要は増加傾向にあります。
とりわけ今現在、IT業界やそれに関わりの深い業界だけでなく、様々な業界においてデジタル化が急速に進んでおり、エンジニアの市場規模も拡大し続けています。

たとえば、これまでIT技術を積極的に導入してこなかった業界でもデジタル化が促進されており、その潮流は今後も盛んになることが見込まれています。
最近よく見聞きする話題として、デジタルトランスフォーメーションがありますが、どの企業もデジタルトランスフォーメーションなどのデジタル化を進めるにあたって、エンジニアなどのIT業界の人材を積極的に採用する動きが盛んになっています。

また、IT業界以外の業界の動向としては、これまで自社システムをアウトソーシングすることがどの企業でも当たり前でした。
しかし、昨今は自社システムも自社の人材で開発・運用する動きもみられています。
どの業界でもIT人材は引く手あまたの状況だと言えるでしょう。

上記のようなデジタル化の流れは今後も続くとみられ、今後の展望としてはメタバース開発も競争が激化しており、さらなるIT人材の需要が増すことは想像に難くありません。
しかし、それをまかなっていく供給は芳しくなく、以前から叫ばれている人材不足に歯止めをかける術は見いだせていないのが現状でもあります。
依然として、社会の要求を満たす優秀な人材をどのように育成していくのかが課題となっています。